影絵の木の葉 ゲーム(特にフリーゲーム)/音楽/文学 等のレビューと感想

 "良い作品と出会い、より深く楽しむため"のレビュー・批評、そして思い出を熱くお届け。ゲーム全般・音楽・文学など。

戦闘重視

  • 実際にプレイして選ぶ、やりこみ・ハクスラ系フリーゲームRPG 9選
  • 【フリゲレビュー】『お怒り信長』マス目式の戦闘が独特なアクションRPG
  • 『幽獄の14日間』14日間・ワンマップのリソース管理型脱出RPG
  • 『ASTLIBRA mini外伝 ~幻霧の洞窟~』多様なRPG的成長要素と、自由度の高いアクションの融合
  • 『ヴァルキリー・ハラング』高難易度の戦闘パズルRPG![ニコニコ自作ゲームフェス2016]

実際にプレイして選ぶ、やりこみ・ハクスラ系フリーゲームRPG 9選

育成や収集が楽しい!やり込めるフリーゲーム集
この記事では、私が実際にプレイして面白かったやり込める・ハクスラ系のフリーゲームのRPGを9本ご紹介します。

やりこみやハクスラと一口に言ってもある程度幅がありますが、この記事では「隠し要素やアイテムの収集が楽しいストーリー性のあるRPG」も、「ダンジョン探索に特化したRPGハクスラ系)」も両方を扱っています。
前者は新しい作品が多め、後者は新旧入り混じったセレクトになってます。

そして自分がプレイして面白かった作品のみを取り上げています。
 
目次
  1. 隠し要素やアイテムの収集が楽しいRPG(3作品)
  2. 育成が楽しく、中毒性のあるハクスラ系2D/3Dダンジョン探索RPG(6作品)

(かなり有名なのでこのリストには載せていませんが、『ざくざくアクターズ』と『片道勇者』もかなりおすすめです。未プレイの方はこちらもぜひ)続きを読む

【フリゲレビュー】『お怒り信長』マス目式の戦闘が独特なアクションRPG

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おすすめ度:★★★★☆
プレイ時間:3~6時間程度(エンディングまでは2~3時間程度で、クリア後の要素もある)


前作が『新入り魔王』の、ポルゼンヌ小林さんの新作アクションRPG。「死後の世界で信長が光秀に復讐する」というストーリー。コメディ色が強い。

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私にとって、『新入り魔王』は「めっちゃ面白い!2年ちょっと前くらいにプレイしたけど内容を覚えてる!」と言った感じの作品でした。熱中したプレイしていた記憶がある。

そのため、以下のレビューと感想では、『新入り魔王』の残像が頭にちらついていた捉え方となっております。


『お怒り信長』はアクションRPGといっても、結構アクションよりの作品です。

RPG的な成長要素に強く期待してプレイすると違和感があると思います。戦闘でこつこつ稼いだり成長させたりというより、プレイヤー自身の操作が大事になってきます。このゲームの軸はRPGというより、アクションにあるように感じました。


――では、『お怒り信長』のユニークな点はどこにあるのか?
それは、ロックマンエグゼっぽい見た目のマス目式の戦闘ですね。ここが作品の核になっていると思います。ここが面白かった。
作者さんが大事になさっている「挑戦と独創性」を感じました。こういうオリジナリティのある作品を作っていってほしいと思います。



戦闘に勝利すると、お金と、技能の経験値と、新技能・パネル等が手に入ります。
つまり、主人公自身にレベルという概念はありません。強化はお金を消費して行います。戦闘に直接関係してくる能力はHPのみとなっています。パネルという、DQ10の宝珠みたいなシステムもあります。

エンカウント式で、別の画面に切り替わって戦闘を行うのですが、ゲージがたまるのに時間がかかるので基本的に雑魚でも瞬殺というわけにはいかず、仮に瞬殺できる育てた技能構成にすると技能に経験値が入らないというジレンマ。
戦闘はこの作品の核となっていると思いますが、ここのうまみが少なくて気持ちよくなれない点が気になりました。

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ストーリーは、それほどゲーム内で主張してくる感じではなく、ゲームシステムがメインと言った印象でした。コメディ色が強く、でもちゃんと押さえるべきポイントは押さえている。しっかりときれいにまとめてくる。


『お怒り信長』のダウンロード(ふりーむ!)


先月からツイッター始めました。フリーゲームについてもつぶやいているので、@sdw_konohaをフォローや、いいね・リツイートお願いします!  とても喜んでモチベ上がります。

私のクリア時の記録

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セーブデータでは、プレイ時間2時間半程度になっているけど、算出方法が違うのかな?

一般論として、ヌルゲーになるのが嫌なのと、どの時点で稼ぎをするのが効率がいいのかはある程度進めないとわからないので、あんまり雑魚には構わないスタイル。ギリヂリでいつも生きていたい。
(でもなぜか、小学生の頃はRPGをやると最初の街の周辺で頭おかしいくらいレベルを上げるのが好きでした)


こちらもおすすめ
(同作者さんの『新入り魔王』が未プレイならまずそちらをおすすめ)

『幽獄の14日間』14日間・ワンマップのリソース管理型脱出RPG

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おすすめ度:★★★
プレイ時間:2時間程度(ノーマルクリアまで。クリア後に高難易度モードが開放される)

 『幽獄の14日間』は、1~2時間程度でプレイできるリソース管理型脱出RPG。14日間という限られた時間の中でプレイヤーキャラを強化し、出口を塞ぐ「魔獣」を倒して「幽獄」から脱出することがゲームの目的だ。
 ワンマップに行動範囲が収まっており、コンパクトかつシンプルに楽しめる。魔法樹から採集したり、鉱脈から採掘したり、錬金釜でアイテムを合成したり、本から魔法を習得したりできるが、どの行動にもリソースの消費を伴うので戦略を考えるのが楽しい。オリジナルのグラフィックも魅力的。

 GitHubPLiCyでブラウザ版も公開されている。確かPLiCyはアカウントを作らないとセーブできなかったはずなので、普段PLiCyを使っていない方でブラウザ版をお好みの方はGitHubをおすすめします。私はダウンロード版をプレイしたので、それを前提として以下を続けます。

 感想としては、ストーリー性が薄く、RPGにしてはアブストラクトチックな感じが結構強かったので好き嫌いが分かれそう。私は将棋とかも好きなので楽しめましたが。
 本作は運の要素も結構強いです。採取できる素材もランダム、魔法陣から出てくる敵や仲間もランダムなので、プレイヤーが主体的に状況を操作していくというよりはけっこう運に翻弄される、という印象を受けました。エンディングは良かった。

 また、とても賛否両論のある製作ツール・RPGツクールMVで作られているので、環境によっては動作が重くなったり、ゲームパッドがうまく機能しないという報告もあるようです。
 私の環境では、ゲームパッドは快適に動作しましたが、続けてゲームをしていると重くなってくるので30分置きくらいにゲームの再起動が必要になりました。本作は短めのゲームでセーブもほぼ好きなタイミングでできるのでストレスを感じたと言うほどではありませんでしたが、長めのゲームだったら致命的になるかもしれないと思いました。
 MVの利点としてはマウスで操作出来たり、ブラウザ版としても公開できるというものもあるのですが。マウスで操作できるということは製作できるゲームの幅をかなり広げると思いますが、現段階ではいかんせんトラブルも目立つツールだと言わざるを得ないでしょう。

『幽獄の14日間』のダウンロード(ふりーむ!)

リソース管理RPG繋がり:『箱庭フロンティア』 ボードゲーム×ローグライク戦略RPG[第8回ウディコン総合2位]

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今日のひとこと

 格闘ゲーム・ストリートファイター5を用いて行われるトパンガリーグ(第6期)というリーグ戦を続けて観てます!

 私は、スト2(X)・スト3(3rd)・スト4と続けてカプコンの格ゲーをやってきた人間ですが(下手だけど)、スト5は今のところやっていません。なので、読み合いとか攻防とかはよくわかりませんが、ストーム久保さんの弱キャラのアレックスだけど「仕掛けてくる」プレイを見るのが楽しいです!"なんかいい"ですね。

 あとはsakoさんのマニアックなコンボ選択と、それを理解して解説してくれるハメコさんもいいな、と思いました。
 ハメコさんといえば、この前のウメハラさん主催のカラオケ大会の決勝でも名アシスト(ヌキさんのドラゴンボールの歌をより引き立てるムーブ)をしていたことが記憶に新しいですね。「自分が主人公だ!」とばかりに前に出て個性をアピールする人を見るのも楽しいですが、名脇役や縁の下の力持ちという存在ももっと評価されていいと思いましたね。
 私自身も主人公タイプではないと言いますか、個人技でゴールにシュートしていくタイプではないと思っているので、見習いたいと思いました。サッカーもフォワードだけでは成り立たないし、物語も主人公だけでは成り立たないので、ブログにおける自分の立ち位置や役割を考えていきたいです。

『ASTLIBRA mini外伝 ~幻霧の洞窟~』多様なRPG的成長要素と、自由度の高いアクションの融合

WS000065 プレイ時間:10時間程度

 夢現の"フリーゲーム大賞2015"で大賞を受賞し、色んなサイトでも高評価されている2015年公開のアクションRPG『ASTLIBRA mini外伝 ~幻霧の洞窟~』。すでに有名作で方々で熱意のこもったレビューがなされているので、やや簡略な紹介と感想だけ。(外伝からプレイしてもとくに問題はない。本編は鋭意制作中で2025年完成予定とのことだ。)

WS000066簡単な紹介

 本作は横スクロール型のアクションRPGであり(左上の画像)、多様な成長要素軽快かつ自由度の高いアクション要素が高いレベルで融合している傑作であると言えそうだ。
 また、ローグライク的な要素も含まれており、ランダム生成されるダンジョンや入りなおすたびにレベルが1に戻ったりもする(恒常的な成長もたっぷりとできる)。プレイ感としては、ダンジョン探索RPG的な色彩も帯びている。素材を集めたり、レアアイテムを宝箱から入手したりと。

感想

 成長やアクションの自由度は高いが、ダンジョンの攻略の進行に合わせて徐々に開放されていくので戸惑うことなくプレイしていけると思う。各所に遊びやすさへの配慮を感じた。
 「簡単すぎて無双系のアクション的になっている」あるいは「敵が理不尽な攻撃を仕掛けてくる」というような感想もネット上でときどき見かけた。しかし、私は難易度「普通」でプレイしたが(「簡単」「普通」「地獄」の三段階から選択可能)、そういったことはほとんど感じなかった。私は特別にアクションが得意なプレイヤーでも苦手なプレイヤーでもないと認識しているが、程よい敵の強さだと感じた(レアアイテムの防具が強すぎて、多数の敵に囲まれて集中攻撃を受けたり、ボスの大技の直撃を食らわない限りほとんどの攻撃が致命傷にはならないことは少し気になったが)。
 「あの武器が強い」「あの敵にはこういう戦い方が有効だった」というような話もしたくなるが、そういった情報を入れずにプレイヤー自身での試行錯誤が楽しいと思うのであえて語らないでおこう。
 ストーリーに多くの時間は割かれていないが(本編が制作中のミニ外伝ということもある)、ポイントは押さえられており徐々に謎が解けていく感じが楽しかった。

『ASTLIBRA ミニ外伝 ~幻霧の洞窟~』のダウンロード(ふりーむ!)


 アクションRPGの傑作と言えば。PC版(ダウンロード可能)やPS4版がある。IIIからやっても問題ないはず。

私のクリア直前の装備等(ネタバレ注意)





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『ヴァルキリー・ハラング』高難易度の戦闘パズルRPG![ニコニコ自作ゲームフェス2016]

WS000018おすすめ度:★★★
プレイ時間:5分~5時間程度

 癖の強いキャラクター達(回復魔法しか使えない・行動できないが敵の攻撃を全て受け止める・大量のHPを消費して即死攻撃等)から5人を選んでパーティを組み、左の画像のようにすごろくみたいに一マスずつマップを進み(敵との戦闘や買い物が出来たりする)、最奥にいるボスを倒してステージクリアしていくゲーム。ニコニコ動画にて開催されている自作ゲームの祭典“ニコニコ自作ゲームフェス2016”の参加作品。

 戦闘は敵のHPや速度が表示されていたりと運の要素がほぼないのですが、戦闘に参加するメンバーがリーダー(固定。自分で設定できる)+ランダムに二人、選ばれます。そのためリーダーを誰にするかが重要で、「このステージの敵に対して有効なキャラクターは誰か」「いま経験値を与えるべきキャラクターは誰か」(レベルアップは新スキル習得やステータスアップ等の中から一つを選ぶ。どれも上がり幅は大きい)などのことをプレイヤーは考えさせられます。

WS000016 軽くルールを把握してステージ1からスタート。雑魚戦はとくに問題なかったが、「あー、マップの移動回数に制限があるのね」とか思いながらボス戦へ。偶然、即死攻撃を持つ「とらわれ」が戦闘メンバーに選出され、それが敵の構成とかみあったので楽にクリア。ステージ2へ。
 2つの行き先から選べるようだが、上はわざわざ括弧書きで危険と書いてあったので下の「毒の国」を選んだ(後で上も選んでみたが、どうやら敵が強くなる代わりに獲得ゴールドにボーナスが付くようだ)。「毒の国」だけあってめっちゃ毒にしてくる。しかも食らうたびに毒のダメージが増えていく仕様。毎回戦闘終了時に毒死するがこれはペナルティとはならないようだった。そしてボス戦。ひどく毒にされ、相手のHPが高かったため敗北。そしてゲームオーバー。セーブはできないし、『片道勇者』のように引き継げる要素もおそらく無いようだ。
 しかし、新たなキャラクターが進行度に応じて開放されていくようだ。味方を守る能力に長ける「わんこ」が開放されていた。これであの毒攻めに対抗できそうだと思った…冒険は続く。

 私は戦略的な戦闘が好きなので楽しめているが、高難易度でしかもリトライ性が低い(ゲームオーバーですべて失われる)のがやはり気になった。『片道勇者』のように引き継げる要素があるか、一つのミスですべてが終わることも多々あるのでボス戦くらいは敵の情報を事前に公開しておいてほしいと思った(でないと戦略の立てようがないし、死に覚えゲーがつらい)。

ヴァルキリー・ハラングのダウンロード(ベクター)


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konoha
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 "良い作品と出会い、より深く楽しむため"のレビュー・批評、そして思い出を発信しているブロガー。好きなゲーム・音楽・文学などと全力で向き合い、熱く本音で語っていく。

 もう今は友達もほとんどいないけど、むしろそのほうが楽しい。昔のあの日々の傷を癒したい。懐かしさや感傷に浸りたいと思っている。ニコ生と某掲示板ばかり見ている病的な人物でもある。

息苦しい国だけど、マイペースに、人どうしの違いを大切に。

嫌いな言葉は「明るく」「協調性」「頑張る」。学校が嫌いだった。

その他、詳しいプロフィール


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note [毒々しい創作関連]もやってます。
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