影絵の木の葉 - フリーゲーム/RPG等のレビューと感想

 ゲーム/ニコ生評論家(自称)が文化的なことについて、熱っぽく本音で語っていきます。自分に嘘はつけない。

アクション

  • 『ジャンヌアクション』優れた難易度曲線が描かれる、シンプルで軽快な2D横スクロールアクション
  • 『七ツ星』爆ボンバーマン風味のやりがいのある手強いアクション。
  • 『ジャンクエデン』アーマードコア風2Dロボットアクション

『ジャンヌアクション』優れた難易度曲線が描かれる、シンプルで軽快な2D横スクロールアクション

WS000329プレイ時間:2時間程度

 『ジャンヌアクション』は、女戦士ジャンヌ(とブライアン)の"ドラゴンソード"を巡る冒険を描いた、独自システムによるなめらかなで軽快な2D横スクロールアクション。ステージは多数の雑魚がいる道中とボス戦で構成される。

 「もしも」の世界観を持つVIPRPG作品ですが、アクション部分がメインだと思われるのでご存知でない方でも楽しめると思います。"VIPRPG紅白2009"にて公開。

 本作はライフの概念がある(そして与えたダメージによってレベルアップしてライフが増える)2D横スクロールアクションである。レベル制は救済措置といった感じで、どうしてもクリアできない場所があるといったケース以外では、稼ぎが必要になることは基本的にない。ツクール2000製だが、独自システムを構築しているので一マス単位でしか操作できないということもない。むしろなめらかに動けて気持ちいい。加えて、決定キーで敵を攻撃することもできる。
 少し進めると、カービィデラックスのヘルパーみたいな感じでブライアンが共に戦ってくれる(自動で敵を倒してくれる)。また、進行度に応じてジャンヌは新たな技を習得し、「上キー+攻撃」「下キー+攻撃」「攻撃長押し」の3か所にセットすることができる。こちらにもカービィを思わせる「バーニング」(炎をまとって突進する)という技があるが、これは暴発すると死につながることがあるので注意が必要(経験者は語る)。

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 快適かつシンプルなゲームシステムに加え、難易度曲線がとても考えられている。最初は易しいステージから始まり、プレイヤーは操作に段階的に慣れることができる。特徴的なアクションやシステムも徐々に開放されていくので戸惑う心配はない。そして後半のステージやボスはなかなか手強い。しかし、理不尽な難しさ(あまりにも繊細すぎる操作が必要だとか、敵の体力が高すぎるとか)ではなく、敵の行動パターンを理解し、それに対する応じ方を洗練させていくことでクリアすることができる内容になっている。それはまさに「上達」を実感させるものだ。そこが面白い。ジャンルは違うけど、シューティングゲームの東方シリーズに攻略の感覚が少し似ていると感じた。
 そしてミスした場合のリトライも迅速に行うことが可能で、とてもユーザーフレンドリーだ。

ダウンロード(VIPRPG@Wiki)

こちらもおすすめ:VIPRPG良作アクションゲーム繋がりで『七ツ星』爆ボンバーマン風味のやりがいのある手強いアクション。


 本作はカービィデラックスを連想させるような作品だったが(魔法陣でセーブできるのもそうだっけ)、SFCのカービィデラックスは昔かなり好きで相当やってた記憶がある。「0% 0% 0%」というネタもあるくらい何回もセーブ消えてたけど、あまり気にならずに何回も「はるかぜとともに」とか「ダイナブレイド」とかからやってたなぁ。
 RPG風のボスでは1Pが何もせずに2Pのタック(泥棒)がひたすら攻撃連打するのが最大ダメージだっけ、当時はネットとか全く見てなかったのでもしかすると違うのかもしれないけど、鬼殺し火炎ハンマーやハンマー捨てを要所で挿入したりと色々と工夫はしてみたけど、結局行きついたのはタックの連打だったと思う。
 あと全く自慢にならないけど、刹那の見切りで一回だけ「00」をたたき出したことがある。もはや反応じゃなくてただの運だけど!
 そんなカービィデラックスのリメイクが上記の「ウルトラスーパーデラックス」です(宣伝)。


今日のひとこと

 ニコ生のゲーム生主のぬっきーに関する記事を執筆中ですが(引退宣言から約4か月経っても復帰しないので)、うまくまとまらずもうしばらくかかりそう。
記事のタイトル候補
  • 星になったドラクエ生主"ぬっきー" ~ おうぬきお、邪魔すんで
  • 永遠となった「ぬっちゃんまだかな?」 ~ 届かない叫び
  • 34ったら34 ~ 部屋の温度計も34(℃)! もう帰れない…、あの蒸し暑い夏には
  • <待て次回>(黄色の背景に赤文字、マッドキャッツTシャツ)「いったんね、いったん」 ~ それが彼の最期の言葉となった ~
まあ、タイトルは冗談です。ハクちゃんとかゾーマちゃんにもまた会いたい。

『七ツ星』爆ボンバーマン風味のやりがいのある手強いアクション。

WS000318 プレイ時間:3~4時間程度?

 『七ツ星』は、フレイムさんが七つ集めると願いが叶うという「試練の石」を集めるために、魔力(爆弾)を駆使して冒険する見下ろし型の2Dアクションゲーム。

 「もしも」の世界観を持つVIPRPG作品ですが、ストーリー重視の作品ではないのでご存知でない方でも楽しめると思います。"VIPRPG紅白2009"にて公開。

 まず、WiiU『マリオメーカー』において素人が作った大量のステージを思い出してほしい。ただ難しいだけのステージを作るのは簡単だ。誰にでもできる。そこに創意工夫はいらない。しかし、「やりがいのある難しさ」を持った、何度も失敗しつつも繰り返しプレイしたくなるような難しいステージを作るのは簡単ではない。優れたクリエイターにしかできない仕事だ。そして、『七ツ星』はそういう面白さと難しさを持ったゲームの一つだと感じた。

 基本操作はシンプル。決定キーで爆弾を設置し、キャンセルキーで起爆。特徴的なのは「キャンセルキー > 決定キー」の操作で、爆弾を前方に3つ設置するくらいか(ボンバーマンの茶色いルーイを思い出すね)。

WS000322 『七ツ星』のステージはシューティングゲームのように、多数の雑魚が出現する道中(簡単なギミックはあるが頭を抱えるようなものではない)と、ボス戦によって構成される。道中の難易度は基本的に易しい。問題はボス戦だ。
 『七ツ星』のボスはなかなか頭がいい。ボスが攻撃の予備動作に入ったのを見て、プレイヤーが自機(フレイムさん)を操作して回避すると、それを察知した敵がさらに攻撃の方向を変えてくる。最初は私も見事に引っ掛かったが、徐々に慣れてきてうまく対応できるようになっていくのが楽しい。
 それに加えて、ボスの体力が減ると行動パターンが変わって攻撃が激しくなる。いきなり激しすぎる攻撃をせずに、まずプレイヤーに攻撃パターンに慣れさせてから激しくしていくあたりの配慮もありがたい。そして、ボスを倒せたときはとても達成感があった。

 導入も丁寧で、親切設計の作品だという印象を受けた。ひとつ気になったことを挙げるとしたら、無限コンティニューがあるのはありがたいが、さらにはボス前でセーブさせて欲しかったと感じた(例えば私はシェイド戦を一息でクリアできていないが、道中をスキップさせてほしい)。あと、書き忘れていたが音楽も地味にいい仕事をしている。

『七ツ星』のダウンロード(VIPRPG@wiki)

関連:手強いアクションゲーム繋がりで『ジャンクエデン』アーマードコア風2Dロボットアクション


 記憶が確かならば、私が今までにプレイしたボンバーマンシリーズは、スーパーボンバーマン3・5・爆ボンバーマン・2・ボンバーマンヒーロー ミリアン王女を救え!・ボンバーマンオンライン(ポート開けてないと自キャラが爆弾すり抜けたよね)だったと思う。
 一番印象に残っているのはやっぱりスーパーボンバーマン3かなぁ。当時めっちゃやってた記憶がある。サドンデスでステージがブロックで埋め尽くされる最後の瞬間、ピンクルーイでジャンプして時間稼いでぎりぎり勝ったりしたよなぁ。パスワードはさすがに忘れたけど…。あとは爆ボンバーマン。2だっけ、ボスがやたら即死攻撃使ってきて「それってライフ制の意味なくない?ずるくない?」と思っていたっけ。

今日のひとこと

 ハースストーンの新環境が来ましたね。翡翠ドルイドが楽しいです。偶像を埋めるタイミングとか、滋養とかオークショニアの使い方とか、考えどころがたくさんあるところがいい。デッキ構成も4マナのやつを採用したテンポ重視型や、魔力巨人入り、ゴーレムカードを大量投入した埋めないタイプ(!)とかいろんな型が(黎明期なので)ありえるのも楽しい。私は4マナ不採用で挑発多め・終末預言者入りのコントロールタイプを試してみましたが正直勝率悪いです。でも楽しい!

『ジャンクエデン』アーマードコア風2Dロボットアクション

ScreenShot_2016_0910_16_25_43 プレイ時間:3~6時間程度

 『ジャンクエデン』は、アーマードコアのように腕や肩・頭・足などにパーツを装備して自機をカスタマイズしてミッションに挑む、難易度高めのアクションゲーム。本家と同じように、実弾武器やエネルギー武器があったり、高機動型やタンク型などにもパーツの組み合わせで仕上げることができる。

 重量の制限内で組み合わせを考えたり(重量オーバーすると機動力が著しく低下する)、エネルギー効率などを考え、ミッションにあった構成を考えるのが楽しい。ミッションは普通のアクションゲームのようにステージを進んで多数の雑魚敵を倒していくミッションはもちろんのこと、拠点の防衛・敵機との一対一バトル・高機動が求められる潜入脱出などいろんな種類がある。

ScreenShot_2016_0910_16_29_31 私はあまりアクションが得意ではないので本家アーマードコアはやや難しすぎるという感覚だったが、本作は操作系統はわかりやすく使うボタンの数も多くないのですんなり楽しめた。ただ、それでもやっぱり難易度は高めではあるが、一般のアクションゲームに飽きた方やピリ辛なアクションをやりたい方には非常におすすめできる。

 最後に、序盤でつまづいた方へ。パーツ構成を考えるのはもちろんのこと、拠点にいるキャラクターに話しかけると僚機としてともに戦ってくれるのでぜひ依頼してみよう。私も初めは僚機の存在に気付かずに進めていたが、僚機がいると助けられるシーンも多い。

ジャンクエデンのダウンロード(公式)

 本作が楽しめた方には、本家アーマードコアも非常におすすめ。
書いている人
konoha
konohaTwitter

 この世は生き地獄。争いが果てぬ阿修羅の世界。創作の光だけが救いだ。

 ネットの暗部ばかり見ている病的な人間です。不条理で悪がはびこる世界と社会に対して強い憎しみを抱いています。

 好きなものは、ゲーム全般、ハースストーン、ニコ生、格ゲー界隈の配信、syrup16g、村上春樹、ユング心理学。

学校が嫌いだった。「明るく」「協調」「頑張る」吐き気がする。
その他、詳しいプロフィール

note(創作関連)より、
「オフィスに転がった万全な死体」
『偽りの注射と、廊下の残像』
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