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WS000010 巷で"話題"となっている『ヴェスタリアサーガ』の冒頭(序章と第一章をクリアした時点)までの感想です。作者の方がブログで「作品を紹介していただくのは結構ですが、ことさら私の名前、話題を出しての拡散は遠慮してください。」と言われておりますので、本作の内容についてのみの感想となります。

 本作は、もともと9月21日公開予定でしたが、今日先行公開されたので早速プレイしてみました。

 世界観はファンタジーな感じで、一つの島に8つの国家が成立していて、その中の一つの国の公子が過酷な運命に立ち向かうというようなストーリー内容(今のところ)。

 ゲームシステムは左上の画像のように、マス目があってユニットを操作していくターン制SRPG。武器には剣や槍をはじめとして、大剣(重い代わりに威力がある)・短剣(敵の防御を無視)などの種類があります。また、使用回数の制限もあります。クラスの概念やスキル、地形効果や支援効果等もあるようです。

WS000011 難易度選択が可能で、「通常」「救済」モードの二つから選べる。作者の方が高難易度をうたわれているので中級者向けという「救済」モードを私は選択しました。
 序盤から殺しに来るのかなと警戒し、敵味方の能力やスキルを軽く確認し、主人公のゼイドの「指揮官I」スキル(3マス以内の味方の命中+10%)とガードナイト・プロディの「隣接護衛」スキル(隣接する味方の守備と魔法防御+3)を軸に据えた戦術で戦いました。このゲームはSRPG Studioというツールで作られているらしいですが、私はそのツールで作られたゲームをおそらくやったことがないということもあってか、洗練された戦術を用いることはできていないと思いますがリセットや死者が出ることはなく序章・第一章はクリアできました(ここまで一時間程度)。
 作者の方の「高難易度がポリシー」という旨の発言を見るに身構えてしまうところはあると思いますが、序盤は(少なくとも救済モードでは)敵の攻撃力も抑えられており、使用回数に制限があるとはいえ強力な武器も所持していたので、歯ごたえとともに十分な遊びやすさも兼ね備えていると感じました。

 ストーリーはまだ冒頭ですが複数の勢力が絡んでくる重厚な感じが期待感をあおります。グラフィックやサウンドもフリーとは思えないハイクオリティ。
 …それでは続きをプレイしていきたいので、この辺で。作者の方がブログでわざわざ「ゆったりとプレイしてください」という記事を上げておられるので、その通りに。

ヴェスタリアサーガのダウンロード(公式サイト)

追記:かなりの長編作品のようです。
関連:『グレイメルカ』FEみたいなシステムの二転三転するファンタジー大河SRPG





  
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この記事を書いた人

konoha  konoha/コノラスTwitter [つぶやきと更新通知]note [喜怒哀楽に全力な日記]

 「良い作品と出会い、より深く楽しむためのレビュー・批評、そして思い出」を発信しているブロガー。好きなゲーム・音楽・文学などを全力で語る。嫌いな言葉は「明るく」「協調性」「頑張る」。学校が嫌いだった。近頃はnoteで、過去の重い話や好きなことで生きていくための歩みを書いている。

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