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WS000006おすすめ度:★★★★☆
プレイ時間:7~8時間程度


 「ドグマの箱庭」「引き裂かれたバダール」「アリスの標本箱」「ポイズン・セレクション」「シューニャの空箱」からなるドグマシリーズの第一作。(ポイズン・セレクションをやってみたいので探してみたのですが、見つかりませんでした…。)

 私は、「空箱」→「バダール」→「アリス」→「ドグマ」という変則的な順番でプレイしましたが、十分すぎるほど楽しめました。

 巨悪を討つために旅立ったが、志半ばで倒れた父のあとを継いで旅立つ主人公。これだけでDQ3っぽいですが、本作も『アリス』のようにフィールドや戦闘、オーブを集めて~という展開等にDQ3ライクな要素があります。
 ストーリー面でとくに印象に残ったのは、外見の醜さを気にして自室から出てこない王と、その王に取り入る怪しい女の街の話。砂漠の町で井戸が枯れた。もうおしまいかと思ったときに、無限の木がもたらされた――平和を願う遺跡の破壊を交換条件に。そんな話。

 ゲームバランスは相変わらず良好。RPGのベーシックな魅力を味わえます。

ドグマの箱庭 ダウンロード(喪男板RPG仮設保管庫) (20-313にあります)

簡単な攻略(ネタバレを含むので反転)
・つまった時は魔女の館で占ってもらえばたいてい次の行き先がわかります。
・レチルニ城の地下での飛行石の燃料のイベントが進まない→昼に来ないと進まないようです。



 RPGのベーシックな魅力を味わえる名作たち。余談ですが、堀井さんは最初からDQ3を作りたかったけど、いきなり出しても理解されないのでまずはDQ1・2を出したというような話を聞いたことがあります(うろ覚え)。


  
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この記事を書いた人

konoha  konoha/コノラスTwitter [つぶやきと更新通知]note [喜怒哀楽に全力な日記]

 「良い作品と出会い、より深く楽しむためのレビュー・批評、そして思い出」を発信しているブロガー。好きなゲーム・音楽・文学などを全力で語る。嫌いな言葉は「明るく」「協調性」「頑張る」。学校が嫌いだった。近頃はnoteで、過去の重い話や好きなことで生きていくための歩みを書いている。

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